☆ほめほめアートビジネス(@_@)

長いことデザインやアートに関わっていますと、HPなどから個人データが様々な分野へ流出し、結果いろいろなアートビジネスの勧誘を受けます。

中でも一番多い勧誘は、
「(海外向け)アートフェアを開催しますので、出品しませんか?」のパターン。


メール及び電話で、
「先生の素晴らしい作品を拝見させていただきました!」から切り出し、
あれやこれやと、ネットでちらっとしか?見たことの無いだろう作品をべた褒めして、こちら側の腰を浮かせる手法。


「審査員に審査をしてもらい、受賞すれば海外のギャラリーで個展のチャンスもあります!」「作品集を出版をお手伝いさせて頂きます!」などの特典?も常套句。
で、最後の最後に、1点の出品料:数十万円と公開(@_@)



デザインやアートの世界でまともに生きている人ならば、
このようなビジネスが危ないことは直ぐにピンとくる。


ただ、クリエイター向けのビジネスフェアやマーケットが大流行の昨今。
売る方にも買う方にも、何の資格もいらず、売りたい人と欲しい人のバランスで成り立っている定価のない危うい世界にあって、アートに夢を抱いた不慣れなクリエイターたちには、甘い言葉に聴こえてしまうこともあるようだ。


もちろん、このようなアートビジネスを誠意をもって行なっている会社もあるでしょう。

故に「おれおれ詐欺」のように、「ほめほめ詐欺」に対する知識もちゃんと身につけておきたいし、警告することも大事だと思いました。

0 件のコメント :