日本に初めて上陸した、ラファエロの作品を見て来ました。
国立西洋美術館です。
僕は、メガネは掛けていませんが、視力は多分、両裸眼で0.6〜0.8のはず。
だから、美術館の明かりを落とした空間では、
いつも1mくらいの至近距離で鑑賞するのが癖です。
多分、人の目には、
「自らも絵を描いていて、研究熱心な人」と映るんだろうな。
間違いではないけれど、僕は画家ではありません。
なので、絵を見るときは、
画家たちの時代的心情背景などはすっ飛ばして、
テクニックや画材の分析に余念がありません。
ラファエロのテクニックには、優等生を感じました。
きっちりとした、わかりやすく破錠のないテクニック。
同じ時代に生きた、ダビンチやミケランジェロが天才だとすると、
彼は秀才かな。
何れにしても、
ルネッサンス時代に生きた彼の作品たちが、
絵を志す人にとって、ずっと教科書的なお手本となるだろうということは、
これからも間違いないなと感じた次第です。
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