☆喩え話で翻訳すること。

あいちサイエンスフェスティバル2012の一環として、さかえサイエンストーク(10/1〜11/2)が各所で開催されています。


友人でありクライアントでもある、大学教授がスピーカーをされるというので、
出かけてきました。10月4日、名古屋栄ロフト内ジュンク堂。



スピーカーは、名古屋大学大学院の石原一彰教授
(石原教授は、有機化学において自然に優しい触媒を使った化学反応の研究をされています)
題目は「鏡の国のサイエンスーアリスが見た分子の左右ー」



不思議の国のアリスか・・・。
実は、ちゃんと読んだことがない(^_^;)、
テーマの比喩にされてもわかるかなあ・・・との事前の身構えは、
始まってみればどうということはありませんでした。

鏡に写した世界は、現実とは似て異なもの。
これは、化学合成の分子レベルでも同じことだそう。
鏡に写した分子構造は、一見ほぼ同じに見えても、
まったく違う物質になってしまうとのこと。
(これを鏡像異性体というらしい。)

鏡の国のアリスの話と、食物に含まれる匂いなどの現物サンプルなどを使い、
化学の素人でも分かり易いように、
コツコツとご自分の研究を紐解いていたただけました。

クライアントとして何度も顔を合わせ、
研究に関して色々説明いただいていましたが、????ばかり(^_^;)
やっと少し、星のような明かりが灯りました。(^_^;)

イラストレーションやデザインも、
ある世界のものを違う世界に分かりやすく「翻訳」することが一つの使命。

自分も喩え話が、いつでも出来るように準備しておこう!


サイエンス・カフェを終了して、
教授他と近くのアロハテーブルへ。

ビールを飲みながら、また左右の話に花が咲きましたとさ\(^o^)/。


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