アイデア帳より

☆天の如雨露。

展覧会用イメージスケッチ。

遠くの方に雨雲が見える。
どうやら雷も一緒のようだ。
こっちに来るなよと思っていても、必ずやってくる。
土砂降りのカーテンが迫ってくる。


乾きった大地に水をまく、天の如雨露。
逃げても意味ないので、「え〜いっままよ！」と甘んじて受け入れる。
ホコリが濡れる匂いとともに、体にス〜ッと染み渡る何かを感じる。

雨雲が過ぎ去り、ホコリを落とした町がキラキラ輝く。

そんな風景を眺めながら、午後のお茶を一杯。